会場設営の基本的な用語や機材まとめ

会場設営の基本的な用語や
機材まとめ

会場設営初心者の方でも安心してイベント準備を進められるよう、まず知っておくべき基本的な用語や機材についてまとめました。これらの言葉を知っているだけで、業者とのコミュニケーションが格段にスムーズになります。

会場設営の基本用語

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まずは、設営の流れや役割に関する基本的な用語です。

・設営(せつえい): 会場の準備や機材の設置など、イベント開催に必要なすべての作業を行うことです。

撤去(てっきょ): イベント終了後、設置した機材や装飾などを片付ける作業です。

レイアウト: 会場内の配置図のこと。ステージ、座席、展示ブース、通路などの配置を決めます。

導線(どうせん): 来場者が会場内を移動する経路のこと。スムーズな人の流れを作るために非常に重要です。

バックヤード: 来場者からは見えない、スタッフや出演者の準備スペース、機材置き場など。

養生(ようじょう): 会場の床や壁などが傷つかないよう、保護すること。ブルーシートや緩衝材などを使います。

搬入(はんにゅう)/搬出(はんしゅつ): 機材や物品を会場に運び入れること、または運び出すことです。

設営図(せつえいず): 会場全体のレイアウトや機材の配置、電源位置などを詳細に示した図面です。

進行表(しんこうひょう): イベント当日のタイムスケジュールや各プログラムの段取りが細かく記載された表。

よく使う機材の名称

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次に、実際に会場で使われる主な機材の名称です。

ステージ・構造物関連

・ステージ: 発表やパフォーマンスを行うための高くなった場所です。イベントの顔となる部分です。

トラス: 鉄やアルミ製の骨組みで、照明や音響機材、装飾などを吊るすために使われる構造物です。

パーテーション: 会場内を区切るための間仕切り。展示ブースの壁や、バックヤードの目隠しに使われます。

展示パネル: ポスターや作品などを展示するためのパネル。

音響関連

スピーカー: 音を出すための機材。会場の広さや形に合わせて適切なものが選ばれます。

マイク: 音声を拾う機材。ワイヤレスマイク、有線マイク、ピンマイクなど種類があります。

ミキサー: 複数のマイクや音源の音量を調整し、バランスを取るための機材。

アンプ: 音を増幅させる機材。スピーカーを鳴らすために必要です。

照明関連

スポットライト: 特定の場所や対象を明るく照らすライト。発表者や展示物などに当てます。

ムービングライト: 色や形、動きをプログラムできる、演出用の照明。

調光卓(ちょうこうたく): 照明の明るさや色、動きなどを操作する機材。

バトン: 照明や装飾を吊るすための棒状の機材。

映像関連

プロジェクター: パソコンなどの映像をスクリーンに投影する機材。

スクリーン: プロジェクターの映像を映し出す白い布や板。

モニター: パソコンやカメラの映像を表示するディスプレイ。

スイッチャー: 複数のカメラや映像ソースを切り替えて、スクリーンに表示するための機材。

その他

長机(ながづくえ): イベントでよく使われる、細長い折りたたみ式のテーブル。

椅子: 来場者用、控室用など、用途に合わせて様々な種類があります。

イーゼル: パネルやボードを立てかけるための台。

カーペット: 会場の雰囲気を変えたり、足音を吸収したりするために敷く床材。

そのほかにも沢山の専門用語・機材はありますが、まずはこれらの基本的な用語と機材の名称を知っておくと、会場設営の打ち合わせや準備がスムーズに進むはずです。

何かご不明な点や、さらに詳しく知りたいことがあれば、お気軽にお問い合わせください。